一人のアーティストとしてできること
(AKIKO PAPER vol.1)
要旨
イラストレーターを目指し日々努力を重ねている人々は多い。しかし、ひとたびイラストレーターを生業として活動を始めると、様々な法律問題に直面する。イラストの購入者であるクライアントとの契約はもちろんのこと、マーケティング活動の一環として作品を展示会やインターネット上で公開すれば、それを契機にデジタル情報として様々な媒体で拡散する。デジタル化時代の利便性の向上とは裏腹に、ひとつの作品が制作者そのものを示しているともいえる著作物の権利をどのように保護するかが、きわめて重要である。それを保護するための具体的な施策を述べる。
Key words
アーティスト、絵画、著作権、デジタルコンテンツ
Reference
* 著作権・商標・不競法関係訴訟の実務<第2版> 髙部眞規子編 商事法務
* ブランド管理の法実務 商標法を中心とするブランド・ビジネスと法規制 棚橋祐治監修 明石一秀・小川宗一・高松薫・松嶋隆弘編著 三協法規出版
* 著作権のキホン トラブルを未然に防ぐ対策 石川正樹著 第一法規
* デザイン保護法制の現状と課題 – 法学と創作の視点から – 麻生典・Christoph Rademacher編 日本評論社
* 美術作家の著作権 その現状と展望 福王寺一彦・大家重夫著 里文出版
* 詳細は近日公開する予定です。